厚生労働省のエイズ動向委員会は27日、昨年新たに報告されたエイズウイルス(HIV)感染者とエイズ患者は計1546人と過去3番目に多かったと発表しました。新たな感染者1091人のうち、20代が349人で過去最多となり、年代別でも30代を抜いて最も多い報告数でした。
人口10万人当たりの感染率でみても20代は他の年代に比べて増加傾向が目立っています。同委員会の岩本愛吉委員長は「感染予防の情報を理解しないまま、性的接触を持つ人が増えているのではないか。身近にHIV感染の可能性があることを、10代のうちから啓発することが大事だ」と話しました。
当財団でも、10代のエイズ予防教育に力を注ぐ必要性を今まで以上に感じています。
引用 朝日新聞
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