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2014/11/14/速報!
増え続けているエイズ患者報告数

近年では、医学の進歩もありHIVに感染しても適切な時期に適切な治療を受ければ、ウィルスの増殖を抑えエイズの発症を防いで通常通りの生活をできる人も増えてきており、エイズは過去の病気と思っている人も多い。しかし、新たなエイズ患者の報告数は、主要先進国では減少傾向にあるのだが、日本だけが増え続けているという現実はあまり知られていない。


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『主要先進国と日本のエイズ患者報告数の推移』
*京都大学大学院 木原正博教授提供

厚生労働省のエイズ動向委員会によれば、昨年新たに報告されたエイズ患者の、合計報告数は484件と過去最多を記録し、とくに『症状が出て初めて自分がHIVに感染していることがわかった患者』が増えている。
岐阜県でも、今年8月現在の発表で、累計HIV感染者数は123人、エイズ患者数は99人、合計222人と、10年前の同時期(HIV感染者28名、HIV感染者31名、合計59名)の4倍近く増加している。
ひとつの原因としてHIVに感染してもウィルスの潜伏期間中に検査を受けなければエイズを発症するまで感染には気づかず、自分で知らないうちに他者へ感染させてしまうことが考えられる。
唯一感染を知ることができる方法はHIV検査を受けることであり、早期の検査と治療が必要だ。
そして感染を防ぐために何より必要なのは教育であり、予防教育の重要性はますます高まっている。

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